全とっかえではなく床をリペアすることがどうしておすすめかというと、小さなリペアで大丈夫です。値段などの負担を小さくしながら可能なだけ新品の状態に近づけます。オープンキッチンの床に焦げ跡なんて最悪！フローリング材の交換なんて必要なくて手軽にリペア補修するだけできれいになります。フローリング材の張り替えをすることになれば手間もコストも比べものにならないほど大変なことです。丈夫な床でも固い物が転落したりソファーなどの家具を運ぶことで傷がつきやすいですし、犬や猫などのペットによってもきれいなフローリングが傷になってしまいます。フローリング全体の一部を新しくすることはできないわけではありませんが、もとのフローリングはなかなか見つからず、同じ商品番号のフローリングでもロットや使用状況が違うと、色も質感も同じというのはまず無理にちがいありません。浅いキズなら、一日あたり最大10か所の床の傷をリペアすることも問題ないそうです。ということは、工務店に発注するのであれば少数の傷ではなく、いくつかまとめて依頼するといいですよ。手で模様を描ける補修材も使えば、フローリングの模様が木目調である床は、比較的傷をごまかすことができるそうです。ここ数年フローリングつきの家が一般的になってきていて、だからリペアが頼める専門家も増加傾向にあります。そのうえ、前よりも価格が安いという気がします。借りている部屋の床を業者に頼まずに補修してしまう方もいるようですが、お勧めできません。絶対にプロの手による補修というものは仕上がりがよく、一般人がやったものと何から何までくらべものになりません。避けられない傷や水の飛び散りから家のフローリングを保護するのには、専用ワックスがおすすめです。できることなら、半年に1回行うといいと言われています。固い物を誤って落としてしまって、新築のフローリングに嫌なキズができたときでも、専門家の手を借りずに傷を分からなくできる商品がフローリングリペア専門のキットです。防音対策でしっかりした緩衝材が貼られているもの、床暖房専用に作られたもの、風呂場などの水廻り用に特別な加工がしてある良質のフローリングもあるそうです。本物のフローリングは天然木で作られているものもあるので、重いものを落下させたり荷物の移動なんかの時に傷が残ります。廊下など傷がついた場所次第では、すごく気に掛かるでしょう。傷ができたから簡単に床材を総とっかえするのは大変です。ほとんどの傷は修理やリペアが可能ですので、交換しなくても厄介なキズをほぼ完ぺきに補修することは決して無理な話ではないのです。補修を施す箇所の色合いより少々濃い目のフローリング傷補修剤を選択するといいです。ある程度深みがあるほうが木目になじむので、きれいに気にならなくなります。フローリング床の嫌なキズは広範囲のものから狭い範囲のものまで、大きすぎないサイズなら、“フローリング専用のキズ補修剤”というものを使ってあっというまに補修することができると言われています。